中国の宇宙開発が活発化、米国の優位脅かす―米紙

Record China    2008年7月11日(金) 15時41分

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9日、米紙ワシントンポストは中国、インド、EUなど各国の宇宙開発能力が急速に進歩し、独占的な地位を築いていたアメリカの優位性が失われつつあると報じた。写真は月探査衛星「嫦娥一号」の打ち上げ。

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2008年7月9日、米紙ワシントンポストは中国、インド、EUなど各国の宇宙開発能力が急速に進歩し、独占的な地位を築いていたアメリカの優位性が失われつつあると報じた。10日、中国新聞社が伝えた。

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アポロ計画以来、宇宙開発分野で絶対的な優位性を誇ってきた米国だが、1992年以来インフレなどにより米航空宇宙局(NASA)の予算は2割程度減少しており、各国との差は確実につまりつつある。

中でも今年10月に宇宙遊泳を計画している中国は米国追撃の先頭を走る存在。ロシア、インド、EU、日本、ブラジル、イスラエル、韓国などが独自の宇宙開発計画を進めるなか、アメリカ以来となる月への有人宇宙飛行を成功させると見られている。また、各国の宇宙開発能力の向上は商業利用分野での米国の優位性を脅かすだけではない。安全保障分野にも影響が予想される。(翻訳・編集/KT)

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