Record China 2017年11月12日(日) 18時0分
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韓国のあるネットユーザーが、掲示板で「最近まで韓国語だと勘違いしていた日本語」をいくつか紹介した。資料写真。
現在、韓国で一般に使われる言葉の中には日本語など外来表現に由来するものが少なくなく、その「出自」が特に意識されずに広く浸透している例も多い。一方で、こと日本語由来の語については「日本統治の名残」として、特定の業界や行政が乗り出し清算を図る動きがたびたびみられる。
そんな韓国のあるネットユーザーが、掲示板で「最近まで韓国語だと勘違いしていた日本語」をいくつか紹介した。祖母などが口にするのを幼い頃から繰り返し耳にし、あまりになじんでいたため、当然韓国語だと思っていたという。
挙がったのは、「ズボン」「タマネギ」「袖なし」「お盆」「枠」「いっぱい」の六つ。
実は、終戦後70年、韓国にとっては解放から70年に当たった2015年に、韓国の大学の研究チームが「大学生がよく使う日本語由来の単語」を調査しており、「傷」「感じ」「分配」「忘年会」「無鉄砲」など30の語を挙げているのだが、上の六つのうちここに含まれているのは「枠」のみ。それだけさまざまな日本語が、韓国語の中に入り込んでいるとも言える。
投稿者も「僕の場合は…」と前置きして六つの言葉を挙げたように、他のネットユーザーにもそれぞれの「勘違い」があるようだ。他の人たちからは「バケツ」「割り箸」「満タン」などが挙がり、韓国語で鍋を意味する「ネンビ」の語は日本語の「ナベ」の音からきていると解説する人も。
また、もともとは英語の「all right」からきたとされる「オーライ」が、日本を経由して韓国でも浸透していることから、「小さい頃はこれが英語だなんて思いもしなかったよ」との告白もあった。(編集/吉金)
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木口 政樹
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