「猛獣」パンダ、飼育実習生を襲撃―福建省福州市

Record China    2008年7月14日(月) 9時55分

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12日、福建省福州市の福州パンダワールドで、実習生がパンダに襲われ負傷した。手術を受けたが、幸いにも傷は浅く重傷ではなかったという。写真は同園のパンダ。

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2008年7月12日、福建省福州市の福州パンダワールドで、実習生がパンダに襲われ負傷した。13日、新華社が伝えた。

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負傷した林(リン)さんは20歳の大学生。夏休みを利用して同園で実習生として働いていた。12日昼頃、えさやり担当の林さんはパンダにニンジンを差し出した。ところがパンダはニンジンに目もくれず、さっと前足を伸ばして林さんの足をひっかいた。鋭いパンダの爪で足を切り裂かれた林さんはたまらず倒れ込んだが、パンダはその上にのしかかるように襲いかかり、何度もかみついたりひっかいたりした。

異変に気づいた飼育員がホースで水をかけパンダを追い払った。林さんはただちに病院に送られ緊急手術を受けたが、幸いにも傷は浅かったとのこと。実習生に「猛獣」のえさやりを担当させたことに疑問の声も上がっているが、同園責任者は林さんは毎年夏に同園で実習生を務めており今年で3年目になること、勤務前に研修を受けていること、これまで問題がなかったことを挙げ、同園の責任を否定している。(翻訳・編集/KT)

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