<傍観先生>未成年保護条例に新「ケンカ」規定―安徽省

Record China    2008年7月17日(木) 16時22分

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15日、安徽省長豊県の中学校で授業中に生徒が起こしたケンカを「傍観」し、うち1人を見殺しにした「傍観先生」の事件を受けて、同省教育当局は「未成年保護条例」の改正に乗り出した。資料写真。

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2008年7月15日、安徽省長豊県の中学校で授業中に生徒が起こしたケンカを「傍観」し、うち1人を見殺しにした「傍観先生」の事件を受けて、同省教育当局は「未成年保護条例」の改正に乗り出した。新華社通信(電子版)が伝えた。

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事件は6月12日、「傍観先生」こと楊先生の授業中、生徒2人が殴り合いのケンカを始めたが、「力が余っているなら、外に出てやりなさい」と注意しただけでケンカを止めず、そのまま授業を続けているうち、1人が死亡したというもの。先生の目の前で起きた「死亡事件」だけに関係者の衝撃は大きく、四川大地震で生徒を置き去りにした「逃げ足先生」に続く「教師の不祥事」として問題視されていた。

安徽省の教育当局は15日、「安徽省未成年保護条例」改正に向けた検討会を開いた。改正後の条例では、「教師は、生徒が殴打、侮辱、金銭強奪などその合法的な権益を著しく損なう行為を受けた場合、速やかにこれを阻止し且つ公安機関に通報しなければならない」という一文が付け加えられるという。(翻訳・編集/NN)

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