2008年7月16日、中国南部に位置する広西チワン族自治区南寧市の税関によると、今年上半期の対ASEAN（東南アジア諸国連合）貿易総額は20億ドル（約2090億円）を突破した。ASEANは、10年連続で同自治区最大の貿易相手となっている。中国新聞社（電子版）が伝えた。

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中国国務院は今年1月、「広西北部湾経済区発展基本計画」を批准、これに基づき同省北部湾経済区の開発が急ピッチで進められている。南寧市税関の最新データによると、同省とASEANとの貿易は急速に拡大しており、06年の輸出入総額は18億3000万ドル（約1900億円）、07年には30億ドル（約3100億円）近くに達した。08年は上半期だけですでに22億1000万ドル（約2300億円）に達しており、前年を大きく上回ることは確実と見られている。

同省の対ASEAN貿易規模は今のところ中国で第10位、輸出入総額の増加幅は全国で第4位となっている。（翻訳・編集/NN）