Record China 2017年11月17日(金) 22時30分
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16日、中国のポータルサイト・今日頭条に、日本人と米国人とでは、三国志で好きな登場人物が異なる理由について分析する記事が掲載された。これに対し、中国のネットユーザーからさまざまなコメントが寄せられた。資料写真。
2017年11月16日、中国のポータルサイト・今日頭条に、日本人と米国人とでは、三国志で好きな登場人物が異なる理由について分析する記事が掲載された。
記事は、「日本人の三国志好きは有名だが、米国人の中にも英語に翻訳された三国志を読んで好きになる人が増えている」と紹介。三国志の登場人物の中で誰が一番すごいかということがたびたびネット上で議論されているとした。
そのうえで、日本メディアが行った調査で、日本人の好きな三国志の人物は1位が諸葛孔明で、2位が劉備玄徳、3位以下が関羽、趙雲、曹操、周瑜、張飛、呂布、姜維、夏侯惇の順になったと紹介した。
だが、歴史学者の加来耕三氏によると、日本人と違って米国人が好きなのは曹操だという。覇権政治的な面があり、曹操が支配した魏には新たに台頭した国としての活力と魅力にあふれているからで、これは米国と重なる所があり、米国の国民性と関係があると分析した。
一方の日本人は、「うぬぼれている反面、自分を疑うところもあり、哀愁を漂わせている。そのため諸葛孔明が好き」なのだという。また、劉備玄徳が人気なのは、「意見を表に出さず何も知らないことを装う支配者を好む日本人の性格と関係がある」とした。貧しい家庭出身ながら天下を目指すというその境遇に共鳴する人も多いという。
これに対し、中国のネットユーザーからは「中国人は若い時には劉備が好きだが大人になると曹操が好きになる」、「中国国内でも曹操が一番人気だろう。劉備は確かに頭がいいが嫌いになる人の方が多い」などのコメントが寄せられた。
また、「やっぱり曹操だろう。自力でなんとかするし、人格的な魅力はほかを圧倒している」、「三国志を2回以上読めば基本的に曹操が好きになる」などの意見もあり、中国でも曹操の人気が高いようである。(翻訳・編集/山中)
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