2008年7月19日、米ラジオ局・ボイスオブアメリカは過剰な安全対策により五輪開催時の北京市はおもしろみのない無味乾燥な街になっていると報道した。

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中国政府は「国の威信を賭けて安全な五輪にする」と言明、徹底的な安全対策を実施している。空港の検査時間が大幅に伸びたり、ビザ発行の厳格化、バスや鉄道など北京への交通機関の安全チェック徹底により観光客への不便を強いているほか、一部娯楽施設が閉鎖されるなどの影響が出ている。

すでに北京市を訪問する旅客数が減少し、ホテル利用率が低下するなど影響は明らか。ある関係者は「北京五輪は極めてつまらないオリンピックになる」とまで話している。（翻訳・編集/KT）