建国後、地震による死者数は28万人―中国

Record China    2008年7月20日(日) 12時9分

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19日、中国地震局の発表によると、建国以来、中国で起きた各種自然災害の死者は約55万人、うち地震による者は四川大地震を除くと約28万人であることがわかった。写真は08年5月、四川大地震の被災地。

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2008年7月19日、中国地震局が2008北京国際メディアセンターで行った「中国地震災害予測及び予報記者会見」の席上で、陰朝民(イン・チャオミン)副局長が発表したところによると、中華人民共和国建国以来、中国で起きた各種自然災害で死亡した人数は約55万人、さらに地震で死亡した人数は約28万人(四川大地震を含めない)であることがわかった。中国新聞ネットが伝えた。

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統計によれば、20世紀に中国大陸地区で発生したマグニチュード5以上の地震は毎年平均20回、マグニチュード6以上の地震は4回、マグニチュード7以上の地震は3年ごとに2回発生している。中国大陸の面積は全世界の陸地の14分の1を占めるが、地震の発生は世界中の陸地で起きる地震の3分の1を占めている。

さらに、中国の全ての省、自治区、直轄市でマグニチュード5以上の地震が発生したことがあり、国土の41%、都市の50%、人口100万人以上の都市の70%でマグニチュード7或いは7以上の地震が発生している。歴史書の記載によれば、1回の地震で死者が20万人を超える地震は全世界で6回あるが、うち4回は中国で発生している。中国は地震国家であることがこの記録からも分かると紹介している。(翻訳・編集/中原)

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