<北京五輪・関連>「オリンピックモード」に突入、交通規制が全面スタート―中国

Record China    2008年7月21日(月) 15時13分

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20日、五輪開幕に向けて北京市では、交通渋滞の解消や排ガス量の削減を目的とした交通規制が全面スタート。8月8日を見据え北京市は正式に「五輪モード」に突入した。写真は7月20日の北京市内の五輪専用道路。

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2008年7月20日付の中国新聞網によると、五輪開幕に向けて北京市では、交通渋滞の解消や排ガス量の削減を目的とした交通規制が全面的に実施となった。「ナンバー規制」「飛行禁止令」「時差出退勤」などが適用となり、来月8日を見据え北京市は正式に「五輪モード」に突入した。

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第1段階として、7月1日0時から、公用車の一部が使用自粛、市行政区域内で排ガス量が多い30万台余りの車両が通行禁止となっているが、20日から一連の交通規制が実施となる。まず、車両ナンバーの末尾が奇数なら奇数日、偶数日なら偶数日しか走行できない「ナンバー規制(〜9月20日)」がスタート。対象は、北京市内の車両と市内へ入る地方車両。しかし、毎日0時〜3時の3時間は、通行規制が解除される。関連部門によると、ナンバー規制により約200万台の車両が通行停止となる見通し。

また、五輪選手村の仮オープン(正式オープンは27日)と合わせて、同日から競技会場周辺で一般車両の通行が全面禁止となる。同時に、一部の関連部門を除いて、市内の各企業・社会団体で「時差出退勤」がスタート。さらに、「飛行禁止令(〜9月25日)」も実施となる。これにより、五輪・パラ五輪で特別に必要になる場合を除いて、北京行政区では、個人・法人・その他団体の小型飛行機・航空機を使用した飛行活動が禁止となる。

さらに、市内の一部道路に設けられた五輪専用道路が、同日開通。関連部門によると、五輪・パラ五輪期間(20日〜9月20日)、競技関係者の到着、トレーニング、試合などに対応して、段階的に使用される。

19日、地下鉄3路線「地下鉄10号線第1期」「オリンピック線」「空港線」が正式に開通した。これで市の地下鉄線は計8本、総延長は200kmとなり、五輪に向けた地下鉄網・交通網の整備が完了した。(翻訳・編集/SN)

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