2008年7月21日、中国の楊潔●（＝竹かんむりに褫のつくり、ヤン・ジエチー）外相とロシアのラブロフ外相は、北京で中ロ間の国境画定に関する追加議定書に署名した。これにより、4300kmにも及ぶ両国間の国境問題は、全て決着した。中国新聞社（電子版）が伝えた。

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追加議定書で合意された内容は、中ロ国境を流れるアムール川（中国名：黒竜江）のタラバロフ島（同：銀竜島）と隣接する大ウスリー島（同：黒瞎子島）の西側半分をロシアが中国に譲渡するというもの。引渡しは8月に予定されている。

調印式の後に開かれた記者会見で、楊外相は「40年以上を経て国境問題に終止符を打つことが出来たのは、両国が政治的な互恵関係を築き上げた結果」と述べ、「両国間の政治的な相互信頼や戦略的パートナーシップは現在、空前の高いレベルに達している」と強調した。（翻訳・編集/NN）