2017年11月18日、中国のポータルサイト・今日頭条に、日本女性の結婚相手に求める条件が過去最低になったことを伝える記事が掲載された。

記事によると、日本経済に回復の兆しが見られ、活気が出てきている中で、日本女性の結婚相手に求める条件は下がり続けており、「3NO」の基準に達していれば、喜んで結婚するのだという。

記事は、90年代の日本では結婚相手に求める条件が「高身長」、「高学歴」、「高収入」の「3高」だったと紹介。そしてこの条件は今の中国女性が相手に求める条件とそっくりだという。しかし、パートナーエージェントの調査によると、金融危機を脱した2013年以降、日本では「低姿勢」、「低依存」「低リスク」、「低燃費」の「4低」が、相手に求める条件に変わったという。

また調査によれば、「3高」を求めたかつての女性たちは、少数ながら相手に求める条件が低かった女性と比べると、離婚率が高く結婚生活での幸福感も低い傾向にあったと紹介。そのためか、パートナーエージェントによる最新の調査によると、「暴力しない」、「借金しない」、「浮気しない」の「3NO」が新たな条件となったという。

これに対し、中国のネットユーザーから「中国ではお金さえあれば何の問題もない」、「中国に3高という概念はない。100万元以上の現金を持っていればOK」、「やっぱ中国の女性の方がいいな。3何とかという要求をしたことがない。ただお金があればいいだけだ」などのコメントが寄せられ、拝金主義的傾向を皮肉るユーザーが多かった。（翻訳・編集/山中）