Record China 2008年7月24日(木) 19時12分
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22日、アメリカの健康雑誌によると、中国では肥満と判断される人の数が急速に増えている。経済発展と食事の変化が原因とされるが、対策が急がれる。写真は山東省のスポーツジム。
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2008年7月22日、中国人の平均的なウェストの長さが驚異的なスピードで伸びている。専門家は「男性は90cm、女性は80cmをそれぞれ超した場合、肥満と判断される」というが、アメリカのメディアによると、ウェスト回りの伸びは世界のいずれの国よりも速いという。人民網の報道。
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アメリカの健康雑誌によると、2000年と1989年の中国人の肥満者の数は女性が2倍、男性が3倍に増加した。約3億2千万人が肥満だ。この数字は20年後には2倍になると言われている。中山大学の朱恵蓮(ジュウ・フイリエン)教授によると、中国で肥満者数が増加しているのは急速な経済発展により、食物の購入量が増加したことと、マクドナルドやケンタッキーなど欧米のファーストフードの影響があると考えている。
同じ身長、同じ体重の場合、ベルトの長さが長い人の方が各種疾病を患う可能性が高い。朱教授によると、下半身に脂肪が蓄積された「梨型」体型と腹部に脂肪が蓄積された「リンゴ型」体型の二種類があるが、リンゴ型の方が健康上の問題があるという。それは腹部には重要な器官が多く、脂肪がその動きを妨げる可能性があるからだ。
ウェスト部分とヒップのサイズの比率が男性は0.9、女性は0.8を超えると肥満になるが、男性0.85、女性0.75という比率のいわば予備軍も多い。経済発展が招いたこの現象だが、「肥満予備軍への対応が研究者の課題だ」と朱教授は語る。(翻訳・編集/小坂)
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