「青少年を洗脳」、党員子女の「ダライ学校」入学を禁止―チベット自治区

Record China    2008年7月24日(木) 12時3分

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23日、ダライ集団があらゆる優遇条件でチベット族の青少年をそそのかし、インドやネパールなど海外の「ダライ学校」に入学させているという記事が中国紙に掲載された。写真は若いチベット僧。

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2008年7月23日、国営新華社通信発行の国際先駆導報(電子版)は、「ダライ集団があらゆる優遇条件でチベット族の青少年をそそのかし、インドやネパールなど海外の『ダライ学校』に入学させている」という記事を掲載。「無垢な若者を洗脳する許しがたい行為」と糾弾した。

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記事によると、国際連合難民高等弁務官事務所(UNHCR)の統計では、1993年から06年までにネパールの「チベット難民受け入れセンター」が収容したチベットからの亡命者は、計3万3343人。うち30%が児童・学生で、そのほとんどが現地の「ダライ学校」に入学している。

また、ダライ・ラマ14世はインド亡命後の60年代からこれまで、世界各地に80か所以上の「ダライ学校」を設立。在校生は現在、小学校から大学、成人学校までおよそ2万7000人、教師も2000人近くに上る。これらの学校は学費や生活費の全てを「チベット亡命政府」が負担し、毎月のお小遣いまでもらえるという。

「手段を選ばないダライ集団のやり方」(同紙)に危機を感じたチベット自治区ではこのほど、共産党員および国家公務員の子女が海外の「ダライ学校」に通うことを禁じた「紀律及び処分規定」(試行)を制定。違反した者は、党籍剥奪および懲戒処分になるという。(翻訳・編集/NN)

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