<北京五輪・関連>交通規制の効果!?大気汚染物質が20%減少と発表―北京市

Record China    2008年7月28日(月) 11時59分

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25日、北京オリンピック交通保障及び環境保護の記者会見上で、北京市環境保護局が、今月は大気汚染物質が20%以上減少し、交通規制の効果が表れていると発表した。写真は20日、交通規制が実施された北京市内。

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2008年7月25日、北京オリンピック交通保障及び環境保護の記者会見上で、北京市環境保護局の杜少中(ドゥ・シャオジョン)副局長が、今月は大気汚染物質が20%以上減少したと発表した。京華時報が伝えた。

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杜副局長は、車両通行規制実施以降、通行が禁止されている車両は1日あたり200万台前後であり、通行規制措置とその他の大気汚染削減措置が総合的に作用した効果が表れていると述べ、7月1日から25日までで、空気品質の基準に達した日数は22日間で、観測日数全体の88%を占めていると紹介。大気環境の各項目汚染物質濃度の変化という観点から見ると、車の排気ガスから排出される一酸化炭素、二酸化窒素はそれぞれ20%以上減少した。基準に満たない日があるにしても、北京の排出規制措置の効果は総じて表れており、汚染物質の堆積速度も鈍化していることがデータに表れていると強調した。

杜副局長によれば、通行規制によって一部の道路では渋滞が起こっているが、それでも総じて排出汚染物質は減少していると述べた。

北京市交通管理局王立(ワン・リー)副局長によると、全面的に実施している交通規制だが、2環路のような市内中心地の道路では、主要幹線道路のために却って交通量が増えている箇所もある。現在ナンバープレートの偶数・奇数によって通行を制限しているが、自分の車が一日しか通行できないと思っている人もいたり、また特別な事情により道を空けておかなければいけない場合もあり、それらが却って交通量を増やしていると渋滞の理由を述べた。(翻訳・編集/中原)

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