Record China 2008年7月28日(月) 15時7分
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26日、ある有名なポータルサイトに一般人の文章が投稿された。日本と中国の獲得した金メダルの種目の違いや、東京五輪の日本に与えた作用などについて考察しており、金メダルの数だけに囚われず、日本に学べとしている。写真はテコンドー中国選手の練習風景。
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2008年7月26日、中国新聞ネットによると、ある有名なポータルサイトに「日本が五輪でこれまで獲得してきた金メダルの総数は、北京五輪で中国が塗り替えるメダルの歴史をも超える」と題した一般人の文章が掲載された。文章では日本と中国の獲得した金メダルの種目の違いや、東京五輪の日本に与えた作用などについて考察しており、日本に学べとしている。
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文章ではまず、日本はかつてスポーツ大国として確固たる首位の座にあったこと、アジアでの金メダル獲得総数は中国ではなくて日本であること、また日本が獲得した金メダルの競技は、柔道、レスリング、水泳、体操、陸上競技など世界的にメジャーな種目であるのに対し、中国が金メダルを獲得した競技は卓球、バドミントン、飛び込みなど比較的マイナーな種目であることについて触れている。
また、1964年の東京五輪で日本は民族としての自信回復と戦後の経済復興を世界にアピールし、結果的に東京五輪は日本の政治、経済に確実に大きな作用をもたらしたこと、さらに80年代以降、経済大国から債権大国になった日本での競技スポーツ地位の低下、国家の大衆スポーツへの政策転換について述べている。
筆者は、北京五輪における中国選手の活躍に期待しつつも、観衆は金メダルの数のみに注目するのではなく、真のスポーツ大国となるべく、オリンピック精神を持ち、スポーツマンシップに則って競技を鑑賞する必要があると述べる。そして、日本が東京五輪以降に大きく発展を遂げた実績から学び、40年後の中国は、当時の日本以上の認識を持つべきであるとしめくくっている。(翻訳・編集/中原)
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