Record China 2008年7月29日(火) 12時16分
拡大
24日、北京五輪中国代表選手団の公式ウェアのデザインが、手厳しい批評にさらされている。国旗カラーを用いた配色が「トマトのたまご炒め」とまで形容されている。写真は今月27日、北京五輪村の開村式に公式ウェアで参加した中国代表選手と「トマトのたまご炒め」。
(1 / 14 枚)
2008年7月24日、北京五輪を控え、満を持して発表された中国代表選手団の公式ウェアが、手厳しい非難にさらされている。国内多数のBBSに批評スレッドが立ち、「かっこ悪い」「田舎くさい」とのコメントが殺到、挙句の果てには、赤と黄を基調にしたデザインを「これってトマトのたまご炒めかい?」とさんざんにこきおろしている。国内大手ポータルサイト・網易(NETEASE)のBBSより抜粋。
【その他の写真】
中国の国旗「五星紅旗」をモチーフにデザインされたこの衣装。このほど、きわめて庶民的な家庭料理「トマトのたまご炒め」にたとえられてしまったが、本来、赤と金(黄色)は、中国の伝統的な吉祥カラーであり、特に「革命」を表す赤は代表的な共産党カラーとして、中国人が最も愛する色であることは間違いない。にもかかわらず、この酷評ぶり。配色デザインがよほど好まれなかったのか、はたまた時代は変わったのか?以下に代表的な書き込み例を紹介する。
「代表団の衣装だからって、国旗カラーを使おうとするのが安易」
「まっ赤っ赤ってケバケバしいよね」
「どうせお上の決定でしょ?彼ら、こういうの好きだから」
「時代は“改革開放後”のはずなのに……ほんとうに中国は“改革”され、わたしたちは“解放”されたのか?」
などなど辛口なコメントが続く。
そんな中、いくつか上がっていたのが「中国の伝統的な衣装をモチーフにすればよかったのに…」との声。インターネット上のコメントは必ずしも多数派の意見ではないが、本来の中国らしさを背伸びすることなく素直に国際社会にアピールすることを望む国民も多いのかもしれない。(翻訳・編集/愛玉)
この記事のコメントを見る
Record China
2007/4/17
2008/7/16
2007/4/26
2008/7/27
2008/7/25
ピックアップ
we`re
RecordChina
お問い合わせ
Record China・記事へのご意見・お問い合わせはこちら
業務提携
Record Chinaへの業務提携に関するお問い合わせはこちら
この記事のコメントを見る