<続報><北京五輪・関連>デモ認可に波紋広がる=大国としての冷静な対応を呼びかけ―中国紙

Record China    2008年7月29日(火) 13時31分

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28日、国際先駆導報は北京五輪組織委員会が市内の公園3か所を「デモ活動許可地点」に指定したことについて、異なる意見の表明を受け入れるよう市民に呼びかけていると分析した。写真は2006年、パリで行われた雇用改革反対デモ。

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2008年7月、北京五輪組織委員会による「デモ活動許可地点」指定に波紋が広がっている。28日、国際先駆導報は「異なる意見の受け入れは大国の責務」として、市民に冷静な対応を呼びかけた。

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23日、北京五輪組織委員会は「日壇公園」「世界公園」「紫竹院公園」を「デモ活動許可地点」に指定、中国政府への批判を含むデモを公認する姿勢を示した。中国国内ではこの決定に波紋が広がっている。北京五輪の海外聖火リレーではチベット問題批判のデモ隊と中国市民が激突する場面もあり、大きな混乱につながりかねないとも不安視されている。

国際先駆導報は「中国に限らず世界のどこであっても異なる意見が存在することは当然で、その表現を許すことは国際的な慣例であり、もし市民とデモ隊との間に暴力事件が発生すればそれは中国のイメージを傷つける」と指摘した。「デモなどには慣れていない中国は、大国としての寛容を示すべきだ」と主張した。(翻訳・編集/KT)

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