台風8号の影響で洪水発生の恐れ―安徽省・江蘇省

Record China    2008年8月3日(日) 17時54分

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8月2日、中国水利部の公式サイトによると、豪雨の影響で長江下流の[シ除]河流域河道やダムの水位が上昇、本流・支流の水位も警告ラインを超え洪水発生の可能性が高まっているという。写真は8月2日の安徽省[シ徐]州市。

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2008年8月2日、中国水利部の公式サイトによると、豪雨の影響で長江下流の[シ除]河(チュウホー)流域の河道やダムの水位が上昇、本流・支流の水位も警告ラインを超え、洪水発生の可能性が高まっているという。中国新聞社が伝えた。

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2日、台風8号「フェニックス」の影響を受け、安徽省中部、江蘇中南部は豪雨に見舞われた。[シ除]河流域で大雨が降り、局地で降水量の記録を更新、最大24時間降水量は安徽省[シ徐]州市鳥衣で559mm、[シ徐]県429mm、江蘇江浦暁橋404mm。[シ除]河本流のコントロールステーションの観測では、2日午前10時30分の水位は12.28mに達し、前日午前8時比で4.72m上昇、警戒水域を2.78m上回った。現在も雨は降り続いている。

安徽省[シ除]州市ではこの豪雨で150万人以上が被害に遭い、市の半分以上の地域が浸水、主要道路には0.5m以上の雨がたまった。[シ除]河では3つの堤防が決壊しているが現在まで死傷者は出ていない。

これに対して国家防ジン抗旱総指揮部弁公室は、安徽江蘇の両省および関係部門に緊急通知を出し、速やかな警報の発表、ダムや水門、堤防などの洪水防止プロセスを科学的管理し、洪水発生を全力で防ぐよう要請。また、作業グループを現地に派遣し、洪水発生防止に向けた指導に当たっている。(翻訳・編集/汪葉月)

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