BRIDGE 2017年12月2日(土) 6時20分
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韓国で行われた調査で、ここ1年間に韓国人が出掛けた海外旅行先のうち日本が占める割合が群を抜いて高く、日本の観光地は他国と比べ「旅行環境の快適度」で高く評価されていることが分かった。写真は札幌。
韓国で行われた調査で、ここ1年間に韓国人が出掛けた海外旅行先のうち日本が占める割合が群を抜いて高く、日本の観光地は他国と比べ「旅行環境の快適度」で高く評価されていることが分かった。
韓国の世宗(セジョン)大と市場調査会社コンシューマー・インサイトは、過去1年間に海外旅行の経験のある韓国の成人1万4214人を対象に、旅先の観光資源や環境、満足度などについて尋ねたアンケート調査結果を公表した。1人以上の訪問があった42カ国中、サンプル規模60人以上の35カ国・地域(ハワイ、グアム、サイパンを各1として含む)が対象。
これによると、韓国人の「総合満足度」ランキングではハワイ(1000点満点で827点)が1位、スペイン(824点)が僅差で2位となり、両者の順位が前年から入れ替わった。また3位はスイス、4位ニュージーランド、5位カナダとトップ5は欧米の地域が並び、アジア諸国ではシンガポールが7位、日本が762点で10位に入った。最下位はインド(598点)で、前年最下位だった中国(600点)はわずかな点差で最下位を免れた。
日本について詳しくみてみると、観光スポットやグルメなど「旅行資源の豊富さ」の評価では13位(100点満点で71.6点。1位ハワイ80.1点、全体平均69.0点)にとどまったが、交通の便・清潔度・治安などを評価項目に含む「旅行環境の快適度」ではシンガポール(75.2点)に次いで2位(74.5点)に入った。同項目の全体平均は65.4点で、日本以下、スイス、ポーランド、オーストリアなどが続いている。
さらに、アジアの各都市・地域の「総合満足度」ランキングも明らかになった。こちらでは1位・札幌、2位・沖縄、3位・東京、4位・大阪、5位・福岡とトップ5を日本の地域が独占。また6位のバリ(インドネシア)、7位のボラカイ島(フィリピン)に次いで8位には長崎がランクインした。
なお、調査対象者のうち実に37.7%が「日本に行った」と回答した。これは2番目に割合の高かった「中国」12.7%の3倍に上る数値だ。この結果に、コンシューマー・インサイトは「日本がいかにして韓国の旅行客を誘致して満足させ、リピートさせているか、ベンチマークする必要がある」としている。(提供/Bridge・編集/Minami)
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