2008年8月7日、中国の時事雑誌「瞭望」は、北京五輪経済研究会の陳剣（チェン・ジエン）執行会長の寄稿を掲載した。陳氏はその中で、「北京五輪は、中国が改革開放30年で迎えた『成人式』のようだ」と述べている。中国新聞社（電子版）が伝えた。

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陳氏によると、中国経済は01年7月の五輪招致成功後、その成長にますます拍車が掛かった。03年〜07年の平均経済成長率は10．13％、特に建設ラッシュが佳境に入った07年は、最高の11．9％に達している。改革開放政策が始まってからの30年間を5年ごとに振り返ってみると、経済成長が2桁を記録したのは、92〜96年と03年〜07年の2回。前者は、当時の最高権力者であるトウ小平（とう・しょうへい）氏の「南巡講話」後、初めて訪れた投資ブーム。後者は、北京五輪の準備期間である。

陳氏はまた、北京はこの20年、脅威の高度成長を続けていると強調した。86年〜07年、北京のGDP（域内総生産）は平均10．7％ずつ成長、全国平均より1．4ポイント高い数字をマークした。特に03年〜06年、年平均の実質経済成長率は12．35％。全国平均より2．22ポイントも上回っている。（翻訳・編集/NN）