Record China 2017年12月8日(金) 19時0分
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7日、中国メディアの澎湃新聞は、「日本に留学して医学を学んだ修士が、中国で偽薬を販売して有罪になった」と伝えた。これに対し、中国のネットユーザーからさまざまなコメントが寄せられた。資料写真。
2017年12月7日、中国メディアの澎湃新聞は、「日本に留学して医学を学んだ修士が、中国で偽薬を販売して有罪になった」と伝えた。
浙江省義烏市法院は先日、偽薬を販売したとして、蘇(スー)被告に対し、懲役10年、罰金300万元(約5100万円)の有罪判決を言い渡した。
記事によると、天津出身の蘇被告は今年55歳で、日本で長年にわたり医療に従事してきたが、中国国内での医療従事者の資格は取得していなかった。蘇被告が販売していた「龍博草」は、実際には30〜80元(510〜1360円)の「泥灸」だったが、これを「高価な薬」として北京市や湖北省、浙江省などで販売し、違法に130万元(約2210万円)以上を稼いだという。
ある乳がん患者は、治療のため知人や親戚からお金を集めて11箱の「龍博草」を33万元(約561万円)で購入した。また、別の末期の肺がん患者は、人に薦められて1箱4万元(約68万円)で4箱購入したが、病状は好転することなく亡くなったという。
このニュースに対し、中国のネットユーザーから「こういう人は医学を辱めている」「高い学歴は人をだますためのものなのか。修士の恥だな」など、被告を非難するコメントが多く寄せられた。ほかには、「日本では売ることができなかったから(中国で売ったの)だろう」という意見や、「これは日本と何の関係もないじゃないか」との指摘も見られた。(翻訳・編集/山中)
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