2008年8月17日、シンガポール紙「聨合早報」は、韓国では北京五輪効果でテレビ付き携帯電話の売れ行きが20％もアップしたと伝えた。仕事中でも気になる試合をこっそりチェックしたいと考えている人が多いようだ。中国新聞社（電子版）が伝えた。

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韓国では仕事中でも五輪中継が気になる人の間で、あの手この手の裏技が展開されている。テレビ付き携帯電話持参でトイレにこもる人、パソコン画面の覗き見を防止するフィルターを取り付ける人など様々だ。車で外回りの人は移動中、車載テレビを付けっ放しにしているという。

記事ではある大手企業に勤める崔さん（32歳）という女性の例を紹介。崔さんは五輪中継をこっそり見るために、14万ウォン（約1万4000円）もかけてパソコンに覗き見防止のフィルターを取り付けた。「これなら正面の人にしか画面に何が映っているか見えないの。ボスが近づいてきても安心」と語る。

一見すると全く仕事に身が入っていないようにも思えるが、ある専門家は「注目度の高い試合であれば、管理職も一緒になって楽しむ方が良い。オフィス全体の雰囲気が良くなり、スタッフの士気も上がるだろう」と指摘している。（翻訳・編集/NN）