Record China 2018年9月14日(金) 11時30分
拡大
12日、韓国・朝鮮日報は、韓国式の指導を行う学習塾が米国でトレンドになっていると報じた。写真はNY。
2018年9月12日、韓国・朝鮮日報は、米国で今、韓国のノウハウで指導をする学習塾がトレンドとなっていると報じた。ニューヨークと、韓国人居住者の多いニュージャージー州で、こうした韓国式の塾に通う米国人が増えているという。エリート校への進学率が高く、短期間で内申成績をぐんと上げる効果があるからというのが、その理由だ。
米ニューヨークのフラッシングにある「エリート・アカデミー」では、米大学進学適性試験「SAT」対策の特別講義を行っている。受講する生徒たちの出身はさまざまで、韓国人の姿の方が目立たない。副院長によると、現在の在籍者数は約200人で、このうち150人が非韓国系だ。10年ほど前から非アジア系の割合は約半数に達していたが、現在は非アジア系、非韓国系の生徒がさらに増えているという。「留学生の増加などで、エリート校やアイビー・リーグへの進学が以前よりも難しくなっている。受験教育のノウハウを確立している韓国の学習塾を口コミで知った親たちがここを選んでいるようだ」と説明している。
また、院長によると「米国は自由放任主義で子供に勉強を強制しないと思われているが、いわゆる上流層は韓国以上に教育熱心」で、同アカデミーのあるクイーンズ区だけでなくマンハッタン、ブルックリン、ロングアイランドから通う生徒も多いという。
同アカデミーの人気のポイントについて記事は、優れた講師陣と「みっちり講義がある」スケジュールだと伝えている。講義を行うのはエリート校の現役教師らで、教材はオリジナル。科目のポイントと最新の入試問題出題傾向が一目で分かるとの評だ。学校が休みの土曜日などは朝から夕方まで、わずかな休憩がある以外は休むことなく講義が続く。
アカデミーに通う生徒たちも「1年間で成績がCからAに上がった。学校と違って、ここでは本当に『授業』だけに集中できる」「この塾ではSATに必要な学力を養うことができる」などと話している。
この記事に対し、韓国のネットユーザーからは「意外な韓流だな」「韓国式の教育は、勉強ではなく試験に受かるための攻略法を学ぶようなもの。合格が目的なら最も効果的だ」「喜ぶべきか否か…」などとの声が上がっている。また、「韓国は韓国の教育だけでなく世界の教育を駄目にしている」「ヘル朝鮮(地獄の韓国)へようこそ」などの厳しい声も見られた。(翻訳・編集/麻江)
この記事のコメントを見る
Record China
2016/12/8
2016/10/7
2016/7/17
2013/5/29
2017/6/27
ピックアップ
we`re
RecordChina
お問い合わせ
Record China・記事へのご意見・お問い合わせはこちら
業務提携
Record Chinaへの業務提携に関するお問い合わせはこちら
この記事のコメントを見る