<北京五輪・関連>国別メダル獲得ランキング、金優先?総数優先?―中国

Record China    2008年8月22日(金) 13時36分

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21日、五輪の国別メダル獲得ランキングには日本や中国のメディアが採用する金メダル獲得数順と、米国メディアのメダル総数順の2タイプがある。中国ではどちらが正しいのか議論を呼んでいるという。写真は浙江省のマンションに設置されたメダルランキング。

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2008年8月21日、「新京報」の報道によると、五輪大会の国別メダル獲得ランキングには日本や中国、欧州各国のメディアが採用する金メダル獲得数順と、米国メディアのメダル総数順の2タイプがあり、米国とメダル獲得のトップ争いを繰り広げている中国では、どちらが正しいのかネット上で議論を呼んでいるという。

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今大会、金メダルの獲得数では圧倒的にリードしている中国。2位米国との差は縮まらないだけでなく、50個に届く勢いだ。ただ、メダル全体の獲得数を見ると、両国は激しいデッドヒートを繰り広げており、20日夜現在トップを分け合っている。

ネットを通じて米国での報道状況を知った中国のネットユーザーたちの間では「メダルの総数がその国の総合的なスポーツの実力を表している」「金だけを重視しすぎるのはスポーツ精神に反する」など、米国タイプのランキングを支持する意見も見られ、どちらが正しいのか議論になっている。

これに対し、中国の研究者は「国際オリンピック委員会(IOC)は、これまでにいかなる国別メダル獲得ランキングも承認していない」と語り、その理由として「五輪はスポーツ選手個人の試合で、国と国との競争ではない」と説明、ネットユーザーの議論に結論を下したという。(翻訳・編集/HA)

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