Record China 2008年8月23日(土) 17時8分
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21日、北京がオリンピック開催都市に立候補時に予算を組んだ中国オリンピック委員会の前秘書長が、今大会の収支について、黒字と判断していたことが分かった。写真は選手村の北京五輪グッズショップ。
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2008年8月21日、北京がオリンピック開催都市として立候補したときに予算を組んだ中国オリンピック委員会前秘書長の魏紀中(ウェイ・ジージョン)氏が、北京大会の予算収支について、黒字であり赤字ではないと判断したことが分かった。中国新聞社が伝えた。
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魏氏によると、当時の計算では、総収入が16億2500万ドル(約1771億2500万円)で総支出が16億1000万ドル(約1755億9000万円)と、わずかな黒字が出るはずだったが、テロに対する警備強化、外国為替の変動と物価上昇、科学への投資といった要素をそれほど考慮していなかった。このため、実際の支出を22億ドルに増加したという。
また、魏氏は「予算は収入あってのもの。当初、収入が10数億ドルしかないのに、16.1億ドルという予算はかなり大胆だった。しかし、現在、中国の市場開発による収入はこの額よりはるかに大きい」と話す。
同収入は2種類に分けられる。1つは国際オリンピック委員会(IOC)から北京五輪委に分配するもの。もう1つは北京五輪委の独自収入。IOCからの配分はIOCの全収入の49%で増加しているが、北京側の収入はそれ以上であり「北京大会の収支は黒字」(魏氏)だという。
利益の使途について魏氏は、五輪の運営や基金を設立し資金不足の途上国に援助するなどの意向を示した。(翻訳・編集/汪葉月)
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