韓国でホンダ車のさびつき問題収まらず、発売間もない新モデルでも=韓国ネット「それでも喜んで外車に乗る人がいる」

Record China    2017年12月19日(火) 5時50分

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17日、韓国・ソウル経済新聞によると、韓国で販売されているホンダ車をめぐり車体のさびつき事例が今年夏ごろから多数報告されているが、10月に韓国販売が始まった車種にも同様の問題が広がっている。写真は韓国。

2017年12月17日、韓国・ソウル経済新聞によると、韓国で販売されているホンダ車をめぐり車体のさびつき事例が今年夏ごろから多数報告されているが、10月に韓国販売が始まった車種にも同様の問題が広がっている。

問題となっているのは「オール・ニュー・オデッセイ」。10月から韓国で販売されているミニバンだ。ホンダ車オーナーなどが集う韓国のネット掲示板には「出庫から2カ月の新車でさびが見つかった」などの書き込みが相次いでいるという。さびは、運転席下や2列シート部分、エンジンルーム、車体下部など、車体の内外から見つかっている。

ホンダ車をめぐっては、今年8月にも新車の車体各所の腐食が発覚し、波紋を呼んでいた。本田技研工業の韓国法人「ホンダコリア」が販売する車両は、米国工場で製造され船で韓国に輸送されるため、海風などの影響から一部腐食が発生する可能性が指摘されてもいる。しかし運転席下のように湿気が及びにくい部分でもさびが見つかっていることから、最初からさびついた材料で車を製造しているのではないかとの疑惑が持ち上がっているそうだ。

8月に続いて10月に販売した車種でも同じ問題が多数報告されていることから、韓国では「ホンダコリアが品質管理に再び失敗した」との指摘が出ているという。しかし、ホンダコリアは今回の件について「一部の製品のみに起こる現象であり、問題があれば関連措置を取る予定」と積極的な対応方針を示していない。

この報道を受け、韓国のネットユーザーからは「現代(ヒュンダイ)や起亜(キア)みたいに最初からさびがあればこんな苦労はしないのにね」「韓国車メーカーみたいな目に遭いたくなかったらしっかりして」など、さびなど品質不良の問題がたびたび取り沙汰される韓国車に言及するコメントが多く寄せられている。

また「ホンダは品質が良くないと思う。なのに輸入車がいいと買う人たちが問題だよ」「これでも外車に夢中の人たちは喜んで乗って歩いてるけどね」と「消費者にも問題がある」という声も。

この他、「こんな車を持って来て売るなんて、韓国人をどれだけなめてるんだ?」「韓国ならそんな車を売ってもいいと思ってるんだろう」「韓国は消費者ではなく企業重視の国。だから外国企業がわざわざ韓国の消費者の顔色をうかがう必要がない。これは何としても直すべき部分」などと指摘する人もいた。(翻訳・編集/松村)

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