<北京五輪・関連>宴の後は「たまった仕事」、現実に戻る市民達―中国

Record China    2008年8月25日(月) 17時15分

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24日、北京五輪が閉幕し、これまで半ば寝食を忘れ熱中していた市民達が、徐々に元の生活に戻り始めている。写真は18日、街頭ビジョンで五輪観戦する北京市民達。

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2008年8月24日、北京五輪が閉幕し、これまで半ば寝食を忘れ熱中していた市民達が、徐々に元の生活に戻り始めている。新華社通信(電子版)が伝えた。

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「五輪期間中は残業なんて一切なし。今は滞った仕事を片付けるのに四苦八苦していますよ」。こう話すのはある電子企業で働く葉(イエ)さん。広告会社社員の李(リー)さんも、「五輪期間中は心ここにあらずで上司に良く叱られたけど、これでやっと仕事に専念できます」と話す。北京五輪が閉幕した中国では今、どこの職場でもこうしたサラリーマンの姿が多く見掛けられる。

だが、一部ではなかなか気持ちを切り替えらない市民も少なくない。「会社に行きたくない」「何となくぼーっとしてしまう」などの症状が出たら、「間違いなく『五輪症候群』だ」と広東省外語外貿大学で心理学を教える許国彬(シュー・グオビン)教授は話す。許教授は、「大きなお祭りが終わりを告げ、喪失感を覚えるのも無理はない。こうした人達もしばらく経てば、元の精神状態に戻ろう」と指摘した。(翻訳・編集/NN)

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