東京で起きた中国人留学生殺害事件、一審判決は懲役20年=中国ネットは不満示すも「検察に感謝」

Record China    2017年12月20日(水) 17時30分

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20日、東京地裁は中国人留学生を殺害した罪に問われていた中国籍の陳世峰被告に懲役20年を言い渡した。資料写真。

2017年12月20日、環球時報によると、東京地裁は同日午後、中国人留学生を殺害した罪に問われていた中国籍の陳世峰(チェン・シーフォン)被告に懲役20年を言い渡した。この報道に中国のネットユーザーが反応を示している。

昨年11月3日、東京都中野区のアパート前で中国籍の女子大学院生・江歌(ジアン・ガー)さんが陳被告に刃物で刺されて死亡し、陳被告は殺人と脅迫の容疑で逮捕、起訴された。事件を受け、江歌さんの母親は被告の死刑を求める署名活動を実施。日本でも街頭に立って賛同を呼び掛けていた。

今月11日に始まった裁判は中国で大きな注目を浴びており、懲役20年の判決が出た直後、中国版ツイッター・微博(ウェイボー)の関連の投稿には1時間もたたずに数千件のコメントが寄せられた。

中国では母親に同情する世論が多数派のため、一審判決について「短すぎる!」「受け入れられない」「お母さんは控訴を。私たちが付いている」「人の命には20年の価値しかないということ?」など不満を訴えるコメントが数多く見られる。ただ、中には「納得はできないけど検察は力を尽くしてくれた。感謝しよう」「日本で懲役20年は最も重い刑罰に入ると思う」と理解を示す声も出ている。(翻訳・編集/野谷

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