2008年8月29日、中国メディアは北京五輪男子サッカー中国代表のある選手が夜間に宿舎を抜け出しホテルで情事に及んだことを報じた。しかしネットユーザーの間では「敗戦の責任転嫁に過ぎない」とサッカー協会幹部を糾弾する声が圧倒的だ。

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グループリーグ突破の期待がかかった男子代表は1分2敗と惨敗。敗退が決まった翌日、サッカー協会幹部は選手を集めた反省会の席上、南勇（ナン・ヨン）副会長が「夜、宿舎を抜け出した選手がいる」と一喝、あるホテルにおもむき30分だけ部屋を借りた記録が残っているとして、徹底的な調査と処分を行うと明言した。

29日、反省会の内容がメディアに流出、注目を集めた。規律に厳しい中国スポーツ界ではとても考えられない不祥事だが、ネットユーザーは選手よりも協会に厳しい目を向けている。「反省会のリークは敗戦の責任を協会から選手に転嫁するもの」「管理責任は協会にある」と厳しい意見が浴びせられている。（翻訳・編集/KT）