<四川大地震>救援の中古衣類、処理に困りリサイクル販売―成都市

Record China    2008年9月1日(月) 13時41分

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31日、四川省で5月に発生した大地震で、救援物資として送られた中古衣類の処理に困った当局が、それらを売りに出すことがわかった。その量はおよそ60tにも及ぶという。写真は5月、被災地に届けられた救援物資。

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2008年8月31日、四川省で5月12日に発生した大地震で、救援物資として送られてきた中古衣類の処理に困った当局が、それらを売りに出すことがわかった。その量はおよそ60tにも及ぶという。地元紙「成都晩報」が伝えた。

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四川大地震の発生後、成都市の救援物資受付窓口には各地からテントやインスタントラーメン、中古衣類などおよそ1億1000万元(約16億5000万円)相当が続々と送られてきた。ところが、中古衣類は消毒代だけで100万元(約1500万円)以上かかり、1枚ずつ袋詰めする必要もある。かなりの手間とコストがかかるため、それらの処理が当局の頭痛の種となっていた。

だが、このままではせっかくの善意が無駄になると考え、リサイクル販売することに決定した。安価でたたき売りせず、収入は全て復興費用に回すことが条件だ。青白江区民政局の李華蓉(リー・ホワロン)局長は、「プロジェクトには監察局や審計局なども関わるほか、きちんと情報公開も行っていく」と述べ、理解を訴えた。(翻訳・編集/NN)

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