Record China 2017年12月24日(日) 11時20分
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23日、中国とインドの政府高官の交流が頻繁に行われる中、中国がインドに自らが主導する経済圏構想「一帯一路」への参加を説得しようと試みたが拒否されたという。資料写真。
2017年12月23日、米華字メディアの多維新聞は、中国とインドの政府高官の交流が頻繁に行われる中、中国がインドに自らが主導する経済圏構想「一帯一路」への参加を説得しようと試みたが拒否されたと伝えている。
報道によると、中国の外交政策を統括する楊潔チ(ヤン・ジエチー、チ=竹かんむりに褫のつくり)国務委員が22日、インドを訪問し、ニューデリーでアジット・ドバル国家安全保障担当補佐官と会談した。
会談の目的は、原子力関連技術の貿易を管理する「原子力供給国グループ(NSG)」へのインドの加盟、中国とインド洋をパキスタンを経由して結ぶ「中国・パキスタン経済回廊(CPEC)」、中国、インド、ブータン3カ国が国境を接する「ドクラム(中国名:洞朗)」高地での中印両国のにらみ合い、「一帯一路」へのインドの参加などだった。
だがインド外務省のクマール報道官は、「一帯一路」について「インドの立場は常に非常に明確で持続的だ。このイニシアティブは、国際的な正義と批准に基づくものでなければならず、実施はオープンかつ透明で、相互の領土の完全性と主権を尊重しなければならないと考えている」と述べた。
インドが「一帯一路」に反対する理由について、インドメディアは「主に中国とパキスタンの間の経済回廊の問題によるものだ」と指摘しているという。(翻訳・編集/柳川)
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