2008年9月6日、「人民網」が伝えたところによると、5日、中国衛生部は中国製ダイエット健康食品の2商品に法律で禁止されている医薬品成分「シブトラミン（Sibutramine）」が添加されていたとして、製品承認を取り消すと緊急に発表した。

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中国衛生部衛生監督局の報告によると、シブトラミンが検出されたのは雲南天恒薬業有限公司が製造した「陽光塑身牌減肥膠嚢」と海南生福堂生物科技有限公司が製造した「●爾美牌●爾美減肥膠嚢」の2商品。（●は「上」の下に「ト」）

シブトラミンは、短期間内で体重を落とす効能がある反面、常用すると心血管などに深刻な健康障害を引き起こす恐れがある。なお、日本では医薬品として承認されていない。中国政府は食品衛生法の規定に基づき、サプリにこうした化学合成薬を添加することを固く禁じており、治療薬としてシブトラミン服用する際は、医師の指示通りに服用するよう注意を呼び掛けている。（翻訳・編集/SN）