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8日、チベット仏教の最高指導者、ダライ・ラマの長兄であるタクツェル・リンポチェ氏が、5日に米インディアナ州の自宅で死去した。チベット完全独立を求めて米国を拠点に活動していた。写真はチベット。
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2008年9月8日、チベット仏教の最高指導者、ダライ・ラマの長兄で、米国を拠点にチベット独立を訴えていたタクツェル・リンポチェ氏が、5日に米インディアナ州の自宅で死去していたことが分かった。享年86歳。死因は明らかではないが、長期間にわたり闘病生活を送っていたという。仏AFP通信や英ロイター通信の報道を環球時報が伝えた。
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タクツェル・リンポチェ (本名:トゥプテン・ジグメ・ノルブ) 氏は、チベット東部のアムド県出身。3歳で高僧タクツェルの化身と認定される。50年代初めにチベットを脱出し、ダライ・ラマ14世にも亡命を勧めたとされる。
60年代より米国を拠点とし、チベットの完全独立を求めて活動した。かつてチベット亡命政府の駐日、駐米代表を務めた。チベットの高度な自治を求めるダライ・ラマ14世とは意見を異にしたものの、その活動を強く支援したとされている。(翻訳・編集/愛玉)
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