2008年9月8日、「人民日報」の電子版「人民網」時事政治コーナーに4日、「什錦八宝（シージンバーバオ）FANS圏」という名のファンクラブサイトが登場。このファンクラブが応援しているのは映画スターやミュージシャンではなく、胡錦濤国家主席と温家宝首相の2人。「新快網」が伝えた。

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それによると、中国共産党中央委員会機関紙の「人民日報」が作成したファンクラブサイトは、ネットユーザーにとって政府公認と同じ。有名な中華料理「什錦八宝飯（シージンバーバオファン：五目飯の意）」をもじってつけられたファンクラブ名は、胡錦濤の「錦」と温家宝の「宝」のファンであることを意味する。同サイト上の右上角には「自分が什錦八宝飯だと認める人はクリック」の文字があり、7日午後5時までの約4日間で30万人がクリックしている。

同サイト上ではファンクラブ加入手続きも受けつけており、登録すれば「人民網」のロゴ入りの「ファンクラブ証」が画面上に現れる。9月4日午前10時27分にファン第1号が誕生。その後1時間ごとに約2000人の加入者があり、7日午後8時には4万人を突破した。

加入者には大学生が多く、ネット調査の結果でも「80後（1980年代生まれの若者）」がほとんどを占めており、国家指導者2人に対する若者の支持が高まっているそうだ。（翻訳・編集/本郷）