2008年9月10日、10日付香港・経済通によると、業界団体である中国セメント（水泥）協会の雷前治会長はこのほど、「国内外の業界動向から判断して、今後も中国でのセメント需要は伸びを示すが、伸び自体はスローダウンする」との見方を示した。今後のセメント需要は二ケタ成長に終わりを告げ、低速での持続成長が始まると指摘した。

ただ雷会長は、「中国のセメント需要は今後10年の間右肩上がりとなり、中長期的にみて業界の見通しは明るい」と指摘。また、08年上半期（1−6月）の業界の利益率は1トン当たり12、13元で、前年同期とほぼ横ばい。経営環境も良好さを維持していることを明らかにした。（翻訳・編集/KS）