2008年9月14日は中国の祝日、中秋節。デパートでは贈答用月餅の商戦が続いているが、官僚が受け取るプレゼントはお菓子だけではないようだ。11日、南海網は汚職官僚の8割近くが高額の贈答品を受け取っていると報じた。

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統計は同紙が海南省海南市裁判所が受理した100件の汚職事件被告を調査して明らかになった。贈答品が贈られる機会としては旧正月や中秋節などの祝日、冠婚葬祭及び子女の海外留学、誕生日、引っ越し、入院及び海外視察がトップ5として上がっている。

贈答品としては携帯電話、ノートパソコン、腕時計、デジカメなど小型の品物が多くなっているが、中には、乗用車や住宅といった高額商品を贈られるケースもあった。

贈答品として選ばれるブランドは特定の高級ブランドと決まっており、腕時計ならオメガ社製品、車なら日産のブルーバードが多かったという。

またもっと直接的に現金を贈るというケースも見られる。月餅の箱に1万元（約16万円）がつめられていた例やタバコの箱のなかに丸めた紙幣がつめられていた例もあった。（翻訳・編集/KT）