Record China 2008年9月17日(水) 10時35分
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16日、山西省臨汾市襄汾県で8日午前に発生した土石流事故で、地元当局が事故原因や死傷者数を故意に隠蔽しようとした疑いが指摘された。写真は事故現場。
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2008年9月16日、山西省臨汾市襄汾県で8日午前に発生した土石流事故で、地元当局が事故原因や死傷者数を故意に隠蔽しようとした疑いが指摘された。新華網が伝えた。
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事故による犠牲者は当初、「死者1人、負傷者1人」と報じられた。その後、12日午後5時には「死者178人」に増え、14日午後6時にはいきなり「死者254人」に膨れ上がった。この間に増えた死者のうち51人は、当初から死亡が確認されていたにも関わらず「リストから漏れていた」という人達。地元当局は、「先に遺族が遺体を引き取ってしまったため、把握するのが遅れた」と説明している。
また、原因についても、当初は「暴風雨によるもの」と伝えられていたが、その後、「違法採掘の鉱山による」と訂正されている。国務院が調査チームを派遣して念入りに調査したところ、当初発表された「暴風雨」は全くのウソであることが判明した。襄汾県気象局のデータによると、事故発生時には1時間に1.5ミリの弱い雨が降っていただけである。
これを受けて当局は、「故意に死者を少なくしたり、自然災害に見せかけようとした可能性もある」として、行政や公安関係者らの事情聴取を始めている。(翻訳・編集/NN)
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