北朝鮮ツアー来春解禁、「主席のマネは…」、驚くべき禁止事項―中国

Record China    2008年9月19日(金) 16時25分

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17日、北朝鮮への観光ツアーが来春にも解禁される中国では、ツアー参加予定の中国人に向けて北朝鮮における数々の禁止事項を紹介。国家指導者の物まねは重大な「軍規違反」に。写真は中国丹東発北朝鮮行きの列車。

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2008年9月17日、「中国新聞周刊」は来春解禁予定の中国からの北朝鮮ツアーについて、ツアー客が守らなければならない数々の禁止事項を紹介。

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今年9月、国家旅遊局は中国政府が朝鮮民主主義人民共和国を中国人団体の観光旅行目的地に指定したと発表。09年は中朝国交成立60周年にあたり「中朝友好年」とされた。これを機に両国の観光事業を発展させる計画が進められている。国内旅行業界の関係者は、北朝鮮ツアーに関する詳しい取り決めについて話し合いが続いている状況下で、両国間で正式な文書はいまだ交わされていないと話す。だが、遼寧省瀋陽市で北朝鮮国際旅行社が事務所の開設に向けて動き出したとの報道も今月10日にあり、早ければ来年春にも北朝鮮ツアーは解禁になるとのこと。

各旅行社では北朝鮮ツアー参加希望者に向けて、北朝鮮におけるさまざまな禁止事項を紹介している。その例として、北朝鮮入国の際には観光客のデジタルカメラは抜き打ちでチェックされ、保存されている画像の中にわいせつな画像などいかがわしいものがあれば、その場で削除され罰金が科せられるほか、携帯電話の持ち込みは禁止。軍事施設の撮影も禁止。韓国や米国の国旗がついた品物の持ち込み禁止などがあげられる。

最も重要なのは以下に掲げる「3つの軍規」である。

国家指導者の物まねをしてはならず、座って国家指導者の像を撮影してはならない。国家指導者や北朝鮮の経済状況などを批判してはならない。必ず北朝鮮が手配した随行員と行動しなければならない。この3つは絶対に守らなければならないと警告している。(翻訳・編集/本郷)

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