Record China 2008年9月22日(月) 7時24分
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2008年9月、メラミン混入粉ミルク事件により出荷先を失った酪農家に大きな被害が出ている。中国農業部は大量の廃業者が出る可能性があるとして対策を打ち出す方針を示した。写真は05年、吉林省の酪農家。価格低迷のため生乳を廃棄処分している。
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2008年9月、メラミン混入粉ミルクを製造していた三鹿集団が生産を停止したため、出荷先を失った酪農家に大きな被害が出ている。農業部は大量の廃業者が出る可能性があるとして何らかの対策を打ち出す方針を示した。20日、新京報が伝えた。
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農業部及び石家庄乳業協会によると、出荷先を失ったため、石家庄市では9月14日から16日までの3日間だけで生乳5936トン、1780万元(約2億8000万円)相当が廃棄されたという。
このまま酪農家の負担を強いれば、大量の廃業が出るとして農業部はなんらかの対策を取る方針を示している。石家庄乳業協会は乳量が少ない牛の処分を前倒し、飼料を減らして乳量を削減することを指導しているという。また19日には蒙牛、伊利など同じくメラミン混入が発覚したメーカーが検査に合格した生乳の買い入れを続けると表明、酪農家の不安解消に努めた。(翻訳・編集/KT)
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