Record China 2008年9月25日(木) 7時0分
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23日、国連総会などに出席するためにニューヨーク入りした中国の温家宝首相は、現地の歓迎セレモニーの席上で、今後の中米関係の発展について講演した。資料写真。
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2008年9月23日、国連総会などに出席するためにニューヨーク入りした温家宝首相は、現地の歓迎セレモニーの席上で、今後の中米関係の発展についての講演を行った。「新華社通信」(電子版)が伝えた。
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温首相はまず、反テロ対策、地球温暖化問題、北朝鮮の核問題などでの協力体制や、貿易の順調な伸びなど、現在の良好な中米関係に触れた後、米国政府による四川大地震への支援と北京五輪への支持に感謝の意を示した。
続いて「次期米大統領に誰が選ばれるにせよ、両国はライバル関係でなく、友好的なパートナーとして発展を続けて行くことができると確信している」と強調。
その理由として「両国はかつてないほど広い範囲で利益を共有しており、安定的な発展は両国民にメリットをもたらすとともに、時代のトレンドにマッチしている」「両国間にはいくつかの問題について見解の相違が存在するが、互いに尊重し合い、平等な関係の下に対話を続ければ双方の疑念は解消でき、相互に信頼関係を深めることが可能である」などの点を挙げた。
また、講演終了後、温首相は汚染粉ミルク問題に触れ「中国政府はこの問題を非常に重視しており、即座に断固とした処置を取った」と語り、「中国の輸出製品は国際基準を満たしているだけでなく、輸入国の条件にも適合している」と安全性を訴えた。(翻訳・編集/HA)
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