深まる年齢詐称疑惑、シドニー代表も規定違反か―中国体操女子

Record China    2008年9月26日(金) 17時21分

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2008年9月、AP通信は北京五輪中国体操女子代表の年齢詐称疑惑が終息するどころか、逆に拡大、シドニー五輪代表の年齢にまで疑惑が広がっていると報じた。写真はシドニー五輪、団体銅メダルを獲得した中国女子代表。

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2008年9月、AP通信は北京五輪中国体操女子代表の年齢詐称疑惑が終息するどころか、逆に拡大、シドニー五輪代表の年齢にまで疑惑が広がっていると報じた。25日、網易スポーツが伝えた。

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金メダル9個という史上空前の成績を上げた中国の体操女子代表だが、年齢詐称疑惑がささやかれていた。米紙ニューヨークタイムズは何可欣(ホー・カーシン)、江[金玉]源(ジアン・ユーユエン)両選手の過去のプロフィールで、年齢制限(16歳)以下のものがあったことを指摘、世界中の注目を集めた。中国側は出生証明書、戸籍、入学証明書、パスポートなどの資料を提示し、潔白を訴えている。

国際体操連盟(FIG)は証拠によって疑惑は晴らされたと発表していたが、なお調査を続行していたという。今回新たに詐称疑惑が浮上したのはシドニー代表の楊雲(ヤン・ユン)、董方霄(ドン・ファンシャオ)両選手。楊選手は07年6月にテレビ番組に出演した際、「シドニー五輪当時、私は14歳でしたが……」と発言している。もう一方の董選手はというと、自身のブログに「生まれたのは1985年」と記載したことが明らかとなっている。本人が自分の生まれた年を間違えるとは考えづらく状況証拠的にはクロと判断されても仕方ない状況。

中国側が提出するパスポートなどの公的資料との照合に注目が集まっている。(翻訳・編集/KT)

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