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29日、中国石油最大手のペトロチャイナが、ミャンマーで生産された天然ガスの販売会社を共同で設立する。(資料写真、タチレイ・ミャンマー タイとの国境の町)
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2008年9月29日、27日付香港・財貨網によると、中国石油最大手の中国石油天然気股〓(にんべんに分)有限公司(ペトロチャイナ)が、ミャンマーで生産された天然ガスの販売会社を共同で設立する。新会社はミャンマーからパイプラインを通じて雲南省に運ばれる天然ガスを販売する。
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中国石油天然気の傘下会社、中石油昆侖燃気有限公司は昆明煤気(集団)控股有限公司、雲南省投資控股集団有限公司、雲南長安投資有限公司の3社と共同出資会社を設立する。出資比率は中石油昆侖燃気が51%で筆頭株主。このほかは昆明煤気と雲南省投資控股集団がそれぞれ20%、雲南長安投資が9%となる。
中国石油天然気の親会社、中国石油天然気集団公司(CNPC)は6月、ミャンマーにあるガス田2カ所から天然ガスを購入することで合意。ミャンマー−雲南省間のガスパイプラインは2010年上半期(1−6月)から運転を始める見通しで、年間の輸送能力は100億立方メートルとなる。雲南省の昆明市に輸送される天然ガスの量は年間30億立方メートルを予定。残りのガスは他の西南部地域に回される。
中国政府は天然ガス利用の拡大を計画しており、2010年までに天然ガスが利用エネルギー全体に占める割合を05年の2.8%から倍増近い5.3%に引き上げる方針だ。(翻訳・編集/KS)
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