宣伝効果も抜群の「歩く小説」―江蘇省南京市

Record China    2006年9月7日(木) 0時31分

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自分の小説「カンニング英雄伝」をたくさんの人に知ってもらおうと、体に一部を書き街を歩く陳さん。

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2006年9月6日、江蘇(こうそ)省南京(なんきん)市で、最も賑やかな観光地・夫子廟(ふうしびょう)の歩行者天国。たくさんの人々が行きかう中、自分が創作した小説の一部を胸と背中に書いて宣伝している若者がおり、観光客の注目を集めている。話を聞いたところ、この若者の名は陳忠(チンゾン)さんといい今年25歳、江蘇省徐州(じょしゅう)の人だ。彼は以前1部40話の小説を創作したが、そのタイトルは「カンニング英雄伝」という。小説の主人公は、小学校から社会人になるまでさまざまなカンニングの手段を用いて一定の成績をおさめてきたが、最後には刑務所に送られる顛末を描く。この小説は中国で広まっているカンニングの手段を大胆に暴露し、風刺している。にもかかわらず知名度の低い陳さんが出版するのは難しいので、背中と胸に小説の一部を書くことで人々にアピールしているのだ。

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