<無形文化遺産>書道など、ユネスコに申請へ―中国

Record China    2008年10月11日(土) 15時17分

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9日、中国はユネスコが09年9月に発表予定の「人類の無形文化遺産の代表的な一覧表」への掲載に向けて、「書道」など35項目の無形文化遺産候補の申請を終えたという。写真は書道の指導を受ける北京五輪の外国人ボランティアスタッフ。

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2008年10月9日、「新京報」の報道によると、中国は国際連合教育科学文化機関(ユネスコ)が09年9月に発表する予定の「人類の無形文化遺産の代表的な一覧表」(代表一覧表)への掲載に向けて、「書道」など35項目の無形文化遺産候補の申請を終えたという。

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代表一覧表は、03年の第32回ユネスコ総会で採択された「無形文化遺産保護条約」に基づいて、ユネスコ内の無形文化遺産保護に関する政府間委員会によって作成されるもので、09年9月に開催される政府間委員会で第1回目の代表一覧表が作成される予定になっている。

これに先駆けてユネスコでは、01年から隔年で「人類の口承および無形遺産の傑作の宣言」(傑作宣言)を発表しており、中国からは01年には伝統芸能「昆曲」、03年には伝統音楽「古琴」、05年にはウイグル族の伝統芸能「大曲(ムカム)芸術」が選出されてきた。しかし、「無形文化遺産保護条約」が発効した06年以降は、代表一覧表に統合される予定になっており、傑作宣言は発表されていないという。

今回、中国文化のシンボルとも言える「書道」をユネスコに申請するにあたり、関係者は「代表一覧表に掲載されるかどうかは、外国委員が中国の文化や精神、書道の芸術性を理解できるかどうかにかかっている」と語っている。(翻訳・編集/HA)

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