Record China 2008年10月15日(水) 12時32分
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13日、中国とロシア間で長年にわたって争われてきた4300kmに及ぶ東部国境問題に関し、このほど国境線を画定させる最終作業が完了し、すべての国境が画定した。写真はウスリー島。
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2008年10月13日、中国とロシア間で長年にわたって争われてきた4300kmに及ぶ東部国境問題に関し、このほど国境線を画定させる最終作業が完了。すべての国境が画定したことにより、14日に大ウスリー島(中国名:黒瞎子島)で国境碑の除幕式典が行われるという。「中国新聞網」が伝えた。
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「東部国境」をめぐる問題は、1964年から本格的な交渉が開始され、1991年には東部国境を画定するための原則を定めた「国境協定」が中国と旧ソ連との間で締結された。その後、同協定に基づき具体的な作業が進められ、1999年末までには98%の国境が画定していた。
未画定となっていたアルグン川のボリショイ島(中国名・阿巴該図島)と、アムール川(中国名:黒龍江)とウスリー川(中国名:烏蘇里川)の合流部分の大ウスリー島およびタラバロフ島(中国名:銀龍島)の3島に関しては、2004年10月に追加の合意協定が結ばれた。その結果、ボリショイ島は両国で2分割し、大ウスリー島の東側半分はロシアに、西側半分とタラバーロフ島(中国名:銀龍島)は中国に帰属することが取り決められていた。
国境線を画定させる作業が完了し、国境碑の除幕式典を迎えるにあたり、関係者は「大ウスリー島は東北アジアの中心地区に位置しており、中国と日本や韓国、東南アジア各国を結ぶ経済拠点となる」と期待を示している。(翻訳・編集/HA)
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