<続報>4人死亡の連続医療事故、麻酔主任医が解雇―福建省三明市

Record China    2008年10月16日(木) 8時3分

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15日、今年9〜10月に福建省三明市の病院で4人の患者が立て続けに死亡した連続医療事故で、現地政府が同病院の麻酔科主任を解雇した。写真は中国衛生部。

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2008年10月15日、新華社によると、今年9〜10月に福建省三明市の病院で患者4人が立て続けに死亡した連続医療事故を受け、現地政府は同病院の麻酔科主任を解雇、事件に直接関わっていた麻酔科医の臨床業務を一時停止とすることを決定した。また、市内の全病院の麻酔科に対し、調査と取締りを行うことになった。

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三明市政府によると、調査の結果、患者4人の死亡が手術の際の麻酔と深く関わっていることが判明。これにより、同病院の副院長も務めていた麻酔科主任医を解雇し、福建省立医院の麻酔科主任医を同病院麻酔科の指導に当たらせることになった。また、診療の手順や基準に則った医療行為の徹底、手術室の使用を10室から5室に減らし、各手術台に熟練者を含めた2人の麻酔医をつかせるなどの対応をとることを明らかにした。

また、市政府は国家衛生部から派遣された専門家による調査グループとともに引き続き事故の調査をすすめ、同病院に対し医療ガイドラインの遵守を徹底するように指導していくという。(翻訳・編集/岡田)

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