2008年10月13日、アクションスターのジャッキー・チェンが中国・河南省に到着。自ら立ち上げたチャリティープロジェクト「龍子心工程」が支援する小学校や、老人ホームを訪れる慰問の旅をスタートした。新華網が伝えた。

【その他の写真】

同省に到着したジャッキーは、「龍子心工程」が資金援助する小学校の名誉校長就任式に出席。さらに、省都・鄭州市にある老人ホームを訪問し、お年寄りファンたちとの交流を楽しんだ。この日、老人ホームではジャッキーのため、入居者全員で手作りした水餃子を用意。ジャッキーは次々すすめられる水餃子を残さず平らげ、お年寄りたちを大喜びさせていた。

続いてジャッキーは、洋服や絵画など私物を出品するチャリティーオークションを開催。105万元（約1575万円）の収益金はすべて「龍子心工程」に寄付されるという。3日間の日程で慰問の旅をスタートしたジャッキーは、「昔ひどい貧乏だったころ、たくさんの人に助けてもらったから、将来金持ちになったら恩返ししたいと思っていた。自分が生きている間に、全ての財産を必要としている人のために使いたい。死んだとき何も残らないようにしたい」と熱っぽく話している。（翻訳・編集/Mathilda）