Record China 2008年10月17日(金) 10時42分
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16日、新華社は年々激化の傾向を見せる中国漁船違法操業問題を取り上げた。韓国メディアは中国漁船を海賊と批判しているが、実際には書類の記載ミスなどの軽微な違反が大半を占めており悪質な犯罪ではないと反論している。写真は山東省の漁港。
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2008年10月16日、新華社は年々激化の傾向を見せる中国漁船違法操業問題を取り上げ、韓国メディアは中国漁船を海賊として批判しているが、実際には書類の記載ミスなどの軽微な違反が大半を占めており悪質な犯罪ではないと反論した。
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近年、韓国の排他的経済水域(EEZ)内での中国漁船違法操業問題は激化している。2007年、韓国が拿捕した中国漁船は494隻。今年も8月までに159隻を拿捕している。今年9月には中国漁民が抵抗し、韓国の海上警察官1人が死亡する事件まで発生している。
韓国メディアは違法操業する中国漁船は船名を隠し棍棒やハンマー、刀などで武装するなど凶悪な海賊であるとして厳しく批判しているが、新華社はこうした事例はごく少数の極端な事例に過ぎないと反論している。韓国EEZ内で操業する中国漁船の3分の2は正規の許可証を得ており、摘発のほとんどは操業日誌の記載ミスなどの軽微な違反によるものだという。対立の激化を防ぐべく毎年両国間の話し合いが進められているが、目立った成果はあがっていないのが実情で、問題の長期化は避けられない模様だ。(翻訳・編集/KT)
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