2008年10月20日、人民日報系「環球時報」は、韓国の海洋警察庁が17日〜18日、領域内で違法操業を行っていた中国の漁船6隻を拿捕したと報じた。中国政府は17日、「漁業安全生産工作強化通知」を公布し、排他的経済水域（EZZ）での違法操業を重点的に取り締まるよう通達したばかり。

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記事によると、韓国の海洋警察庁は先日、中国漁船など外国船の違法操業を取り締まる目的で「特殊機動隊」を編成、今回はこの新しい組織による初の功績となった。韓国聯合ニュースの報道によると、仁川海洋警察署は19日、この特殊機動隊が中国漁船6隻を拿捕し、その場で違法操業に使用していた物品を押収、船長と船員に対する事情聴取も行ったと発表した。

韓国では9月25日、違法操業の中国漁船を取調べ中の海上警察官が、海に落下して死亡する事件が発生。韓国海上警察庁はこれを受けて、中国の違法漁船に対する取調べを強化する計画を発表していた。（翻訳・編集/NN）