Record China 2008年10月22日(水) 14時5分
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22日、台湾を訪問中の海峡両岸関係協会・張銘清副会長が、このほどの暴徒襲撃事件を受けて同日午前、滞在を切り上げて北京へ戻ることとなった。医療機関を受診するためという。写真は張銘清氏。
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2008年10月22日、台湾を訪問中の海峡両岸関係協会の張銘清(ジャン・ミンチン)副会長が、このほどの暴徒襲撃事件を受けて同日午前、滞在を切り上げて北京へ戻ることとなった。台湾のTV局・TVBSの報道を中国新聞社が伝えた。
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張氏はこのほど、アモイ大学報道宣伝学院院長として台湾での学術交流会に参加するため、19日に学術代表団を率いて同地を訪問。21日、台湾の台南市で観光地の孔子廟を参観していたところ、野党民進党の王定宇(ワン・ディンユー)市議が率いる群衆に囲まれ、地面に押し倒されるなどの暴行を受けた。台湾ではこのほどの汚染粉ミルク事件を受け、一部市民が対中感情を悪化させているとも伝えられていた。
張氏は滞在を切り上げる理由について「今回の負傷について医療機関で検査を受けるため」とし、「私を支持し、守ってくれたすべての人に感謝する。暴行事件は一部の少数派による行為で、台南市民らの総意を代表するものでもない。今後も中台交流のさらなる発展を願う」と表明した。なお、海峡交流基金会の江丙坤(ジアン・ビンクン)理事長が同氏を見送るという。
現在、中台間の交渉は政府機関ではなく民間団体を通じて行う形式を取っており、海峡両岸関係協会は中国側の窓口、海峡交流基金会が台湾側の窓口にあたる。張氏はその中国側窓口機関の副会長を務めている。(翻訳・編集/愛玉)
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